熱弁

 今日は本当に疲れた。疲れがひどいと、左の手から腕にかけて神経痛と痺れがひどくなる。今日は受験生にもかかわらず勉強をほとんどしていない生徒と話した。母親とまず話して状況を聞くと、言っても聞かないし本当に志望校に合格する気持ちがあるのかわからないとのことだった。つぎに生徒と話し、志望校に合格したいのか訊ねると『もちろん』という。確かに志望校には合格したいに決まっている。ただ行動にともなわないのだ。他の生徒に受験という実感や焦りはあるか訊ねても、ほとんどの子がないという。自分のときも確かにそうだった。ただ、そんな生徒を合格させなくてはいけない。その生徒の母親は『先生も、いい学校に生徒を合格させればいいんですよね。』と言っていた。そうじゃない。はっきりいって高校の善し悪しは関係ない。行きたくない学校に行ってもらいたくないだけだ。後悔して欲しくないだけだ。これから3年生との話しが長くなるが、その子達が後悔しない学校に進学してもらえるように明日もがんばろう。