あれ?もう22時

 ああ。また一日が過ぎてしまった。まだ本調子でないので寝てばかりです。微妙に治っていない。是如何に。明日こそは活動的になるぞと心に誓うのです。

 
 こう考えるとあっという間に6月です。一週間が短く思われます。6月と言えば梅雨。梅雨と言えば雨。なんとなく、雨はアンニュイな気持ちにさせます。なんといっても部屋が暗い。北陸は雨ばっかで暗いっすからね。

 小学校の頃は何でも教室で育てていたりするんですよね。覚えているのは金魚。5匹くらいいたでしょうか。一匹は出目金なので、そのまんま『でめ』。その他の3匹は忘れましたが、もう一匹は『先生』という名前でした。なんでですかね。子どもの考える事はわからんです。金魚でも水槽はこまめに掃除しないと臭いですね。しかし、教室には金魚以外の生き物もいるんです。

 臭かったのは『蚕』。彼らは独特のニオイをしていますね。どう育てていいものか分からなかったらしく放ったらかし状態だったので気づいたら死滅しておりました。南無。

 蚕だけでも臭いのに、まだいるんです。教室の中に。何がいるかというとカブトムシの幼虫です。クラスの男子のほとんどが自分の机の引き出しの中で育てておりました。梅雨の時期あのジメジメした時期。しかも小学生ですから雨に濡れてもろくに拭きません。もう教室の中の湿気はすごいものです。金魚+蚕+カブトムシの幼虫のニオイが教室中に充満しております。えも言われぬ香りです。想像してみてください。スゴいですよ。ほんと。



 こんな経験もあってか梅雨は私をアンニュイな気持ちにさせます。