求めているものとは

 今日は仕事をしながら色々と考えていた。『何のために仕事をするのか』など考えていたが正直答えが出てこない。以前の私であれば『生徒のために』や『生活をする上で必要』など何らかの理由が出てきたものだが、さっぱりでてこないのである。今まで続けてこれたのも「この子達が卒業するまではなぁ。」と思っていたからこそである。じゃあ、そんなふうに思えないのは今の生徒が可愛くないからだというのではない。今いる生徒もかわいい。うーん、じゃあ一体何が違うんだろう。気持ち的な問題だなぁ。今、ウチの会社の私が所属している部署は上司ばかりが得をしていて私も含め下の人間は嫌な思いばかりしている現実がある。厄介なのは仕事が出来てきた人間に大変な仕事を押し付けられているのである。「それだけ、安心してまかされているんだよ。」といわれるが、今は明らかに違うと言うのが分かったものだから、一体なんなんだと思ってしまう。一時期、運営側にいたので、その情報は耳にはいっていた。しかし、そんなこと下のものがその事実を知ったらやる気をなくしてしまう。一部の人がそうでも「そんなことないよ。考え過ぎだ。」となだめる立場にあった。しかし、その事実は皆知っているのである。そのとき分かった。「あぁ、だからついてこないのだと。」単に言わないだけで、優秀な社員は辞めていくのである。責任者だからこそ大変な仕事でもしっかりやって欲しいし、そんな中で数字も出してこそ下はついてくると思う。そんな体質が治らない限り、会社が求めているものにはならないだろう。